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麻生太郎氏「物価も上がったけど給料も上がったろ?自民党のおかげだ。」
さて、衆議院議員で各党の演説がピークとなっていますが、自民党の麻生太郎最高顧問の演説で
次のような一幕があったそうな。
今年9月に84歳を迎え、内閣総理大臣を務めた経験を誇る政界の長老。この日の演説では、日本の経済の歴史や、自民党政権の経済政策の歴史を振り返ったうえで、「少なくとも今、どうなったか。間違いなく物価が上がり始めたんじゃありませんか。それで給料も上がったろ?」「間違いなく、政策が当たったからだろうが」と、自民党の実績を自賛した。
大物らしく、豪快な言い回し。国防について語った際は、「自分の国は自分で守る。当たり前でしょうが!」と声量を上げる。途中で勢い余って、せき込む場面もあった。
聴衆も興奮気味。「麻生さん、好き!」「麻生さん、長生きしてね」と歓声に近い声が飛んだ。麻生氏は選挙カーの壇上を降りて、来場者のもとへ。どんどんと人々が詰め寄り、警備担当の警察官たちはすぐさま増員。「押さないで」「押さないで」と制止し、冷静に行動するよう求めるシーンが見受けられた。
麻生太郎氏「給料も上がったろ?」 84歳の豪快な演説に駅前騒然、一時もみくちゃに(ENCOUNT) – Yahoo!ニュース
物価も上がりましたし、確かに給料も上がりました。空前絶後の人手不足で、給料を上げないと人が来ない&
競合他社に流出していく業界があります。
それと同時に、値上げができず、それ故に会社の賃上げの原資が確保できず、賃上げができない業界も
数多く存在し、結果として平均を取ると実質賃金は目減りしています。
さてどうするか、という政策が今後問われています。
価格転嫁がしやすく、かつ人手不足の業界、かつ都会の労働者は今後も物価高&賃上げのアップストリームに
乗れて、可処分所得の増大が図れるでしょう。その逆の、田舎の価格転嫁がしづらい業界では、
今後も賃金は据え置きで、一方物価はジリジリと上がっていきますので、可処分所得は減る一方ですね。
という訳で、更に都心部への人口集中、田舎の過疎化の傾向に拍車がかかるでしょう。
この格差を是正するために、高額所得者への税金は更に上がっていき、
努力が報われない傾向が続きます。一時期よりはマシになった累進課税制度ですが、
また増税ラッシュとなるかも。子育て世帯は多少の恩恵が受けられますが、
高所得者&独身というのはよい税金搾取のターゲットとなります。
どうすればいいのでしょうね。
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